当小児科医会について

福島県小児科医会ホームページを閲覧いただき有難うございます。
当会は福島県内で小児科の診療をおこなっている医師のあつまりです。

小児科を診療している医師といっても大きく開業医と勤務医の二種類に分けられますが、当会の会員141名のうち約3分の2は開業医で、3分の1が勤務医となっております。いずれにしてもほとんどの会員はそれぞれ診療の第一線で活躍している臨床医です。

今回このホームページ(HP)を開設した目的は主に二つあります。
ひとつは、一般の方に小児の病気や気になること、あるいは急病時の対応などについてなるべく正確な情報をお伝えし、お子様の健康に少しでも役に立てていただきたいということです。また同時に子どもの健康全般についての私たち医師の考えを理解してもらいたいということもあります。
もうひとつの目的は私たち小児科医会医師相互の情報交換、伝達の場としてこのHPを活用し、よりよい診療が実現できるようにしていきたいということです。

これらの目的はいずれもH23.3.11の東日本大震災、その後の原発事故による被災の経験が基盤となっています。いうまでもなく震災以降、私たち福島県民の全員が、正しい情報、速やかな情報が如何に重要かを痛切に感じさせられました。ましてや子どもをもつ保護者にとっては子どもの健康についての正確、客観的な情報ほど大事なものはないと思います。同時に私たち小児科医会医師もこの震災を機にお互いの情報交換の必要性を再認識しているところであります。

このようなことから当医会としてHPを立ち上げることに致しましたが、皆様がたにはこのHPを介して私たち小児科医会医師が開業医、勤務医を問わずそれぞれの立場で小児医療にたずさわっていることをご理解いただくようお願いいたします。また同時にこのHPの情報が福島県の子どもたちの健康を守るためにいくらかでも役に立っていただければ大変幸いに思います。

(2012/07 太神和廣(2011年4月〜2017年3月 会長)

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